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白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3

2019年08月28日

前回の続きです。
キャンプ生活三日目(8月12日)。

汗をびっしょり流しながらの、大嵐山登山。
誰にも会わない,ブナやミズナラの山径を歩く展望コースを辿って下山。

昼前に白峰に戻り、美味しいイワナ丼をよばれた後、白峰重要伝統的建造物群保存地区を散策。

初めに、林西寺を訪れました。

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
林西寺 本堂 2019/08/12
パンフレットには、「養老元年(717年)、泰澄大師の開基に始まると。

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
林西寺 本堂内部 2019/08/12
文明5年(1473年)、蓮如上人の教えに帰依し、真宗寺院となったとの事。
真宗のお盆飾りを、初めて目にしました。

一木で彫らた5匹の龍の欄間(唐狭間)は、立体化され迫力があり、見事です!

また、林西寺には、明治の廃仏毀釈を免れた、八体の仏像が安置されています。
これらは、白山の峰々に安置されていた「白山下山仏」で、
国の重要文化財に指定されている仏像も有ります。(撮影禁止でした)

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
林西寺 本堂 2019/08/12
大梯子は、一年中立て掛けて置くそうです。

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
大梯子

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
行勧寺の庫裏 2019/08/12
屋根は、栗材の木羽葺(コバブキ)で、屋根に抑えの石が置かれていました。
毎年、梅雨前にすべての板をめくり、天日で乾かした後、一枚ずつ葺き直す(くれ返し)が行われます。


白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
旧山岸家住宅 2019/08/12

石積みの垣根を巡らし、厚い土壁、縦長窓が特徴です。
文化10年(1813年)の「白山紀行」には、「石垣積み廻し、両扉の門大小三つ。
家は三階作り、土蔵五つ」と記された、大庄屋の旧宅です。

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
旧山岸家住宅 2019/08/12
正面玄関。右側は、二階建で、付座敷と呼ばれ、立派な仏間が有りました。

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
旧山岸家住宅 2019/08/12
主屋と付座敷の西に面した庭園。少し、荒れていましたが・・・。


白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
旧山岸家住宅 2019/08/12

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
旧山岸家住宅 2019/08/12
石垣の、カワラナデシコ♪

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
カワラナデシコ (ナデシコ科) 2019/08/12

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
屋根上の楼閣!

白山 市ノ瀬でキャンプ暮し 3
旧山岸家住宅の敷地内にからも、楼閣が見えました。2019/08/12

白峰は、積雪2mもになる豪雪地帯。建物は、総二階で、一階は板壁。
二階は、黄土の大壁に縦長窓が特徴です。

近くに、白山ろく民俗資料館があり、伝統的な民家6棟が移築されていますが、
村落の保存地区散策も楽しく、雪国の文化に触れられた、嬉しい時間でした。

市ノ瀬のキャンプに戻って、最後のテント泊。

滞在中は連日快晴!陽射しが強く、暑くて、余り避暑にはなりませんでしたが、
雨に降られなかったのは、ラッキーでした♪
日陰に入ると涼しく、蝉しぐれや、木の葉を渡る涼風、渓流のせせらぎ。
心地好いキャンプ暮しでした。

キャンプ生活4日目(8月13日)

朝、テントやシラフなどを乾かした後、車に積み込み、いざ帰宅です。

8時30分ごろ、市ノ瀬を出発!
運転する父さん、食料も担当して頂き、色々と有難うございました。





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Posted by あかねさす at 15:35│Comments(0)自然との交感観光
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