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丹後半島一周と小塩の秋

2021年09月30日

9月19日(日)

「海から昇る朝日と、海に沈む夕陽をテントサイトから見てみた~い!」
と、テント、シラフを車に積んで、丹後半島のキャンプ場を目指して出かけました。
食料は海の幸をどこかで手に入れたら良いかしら…と、のんきに考えて…。

でも、道すがらスーパーや売店は見つからず、海辺のキャンプ場はどこも閉鎖中!
海水浴の季節が終わったからか、京都府に出ている緊急事態宣言の影響なのか?

すごすごと小塩へ戻りました。

2021/09/19  10:40 丹後の海に向かう道端で。
 ひまわり畑に、思わず車を止めてもらって、パチリ!

ヒマワリ(向日葵) キク科  花たちは、みんなこちらを向いていましたよ!

2021/09/ 11:00 丹後松島
キャンプをあきらめ、車を走らせて出会った絶景!

真新しい木の遊歩道が設置されており、木道をたどると眼下に丹後松島の絶景が!
寄せては返す浪に目を奪われました。


2021/09/19 11:10  丹後松島
海、波、空、雲…。山とはまた違う地球の鼓動が響いているようです。


2021/09/19  12:35  橋立ワイナリー
丹後松島から時計回りに「天の橋立」へ。疲れて車を止めた傍らにブドウ畑が!


ブドウ園の彼方には、穏やかな宮津湾が…。

海辺でのキャンプをあきらめて戻った小塩はハギが咲きこぼれ、秋真っ盛り!

小塩の秋 

2021/09/20 小塩でいつも一番早く咲く白い野菊

ミヤギノハギ(宮城野萩) マメ科

アスカハギ

ミヤギノハギ

ミヤギノハギ(白花)

アスカハギ  ミヤギノハギ(宮城萩)より少し淡い紫色です。

オミナエシ(女郎花)) オミナエシ科
秋の七草の一つ。小塩初登場!

シュウカイドウ(秋海棠) シュウカイドウ科
こちらも初登場。斑入りの葉を持つ園芸品種です。

ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科

ホトトギス ユリ科

ゲンノショウコ フウロソウ科
ひっそりと咲く、白花のゲンノショウコを見つけましたよ!

フシグロセンノウ ナデシコ科
夏の名残のフシグロセンノウが一輪…。

これはスズメウリの実です。 ウリ科
赤く実るカラスウリより小さいのでスズメウリ。直径1㎝ほどです。

こちらは山芍薬の実 キンポウゲ科
鹿の食害にあわず、年々増えてきています。

丹後半島の浜辺でのキャンプはかないませんでしたが、
小塩と東谷の散歩を楽しんだ休日でした。

  


Posted by あかねさす at 22:31Comments(2)自然との交感小塩便り観光

白山登山 雪溪とお花畑♪

2021年08月20日

 オリンピックが無理やり開催され、祝日になった7月22日から25日。
連休を利用して、二人で白山登山に挑戦しました。

白山の東側から登る大白川コース。
「きつい山登りはこれが最後…。」とお互いに言いながら、
コースタイムの4時間30分を甘く考えていました。

結果は白山室堂まで6時間かかり、私はへとへとになって到着。
室堂山荘で一泊後の下山では、もっと疲れ果ててしまいました。

でも雪渓を渡り、高山のお花畑でハクサンコザクラ(白山小桜)など色とりどりの愛らしい花に出会え、感激しました。

写真でごらんくでさい。

7月22日(木祝) 
一日目と二日目は白山周辺の山麓でキャンプの予定。
今日は福井県大野市の「宝慶寺いこいの森キャンプ場」です。

2021/07/22(木祝) 宝慶寺いこいの森キャンプ場
広々とした気持の良いキャンプサイトで、炊事場、トイレ完備。コインシャワーもありました。
車を横付け出来るのも便利です。(使用料500円)

ヤブカンゾウ(ユリ科)が咲いてました。

2021/07/23 5:25 キャンプ場の日の出
二日目の泊地は大白川キャンプ場です。

2021/07/23 7:11 宝慶寺山門
早朝、大本山永平寺に次ぐ曹洞宗の古刹、宝慶寺を訪れました。

山門わきに阿形の狛犬が…。

向いには吽形の狛犬。
禅宗の山門で愛嬌のある狛犬がお出迎え。

境内の杉木立、山門に朝日がさして…。

門前に旧橋本家住宅(国指定重要文化財)が建って居ました。

2021/07/23 13:36 今日のキャンプ場近くの白水湖です。

白水湖 ワニ顔にみえる流木

神秘的なエメラルドグリーン。湖水に引き込まれそう…。

白水の滝(国指定天然記念物)
落差72m 幅8mの端正姿は、華厳の滝、那智の滝と並んで三大名瀑と称されていると。

2021/07/24 7:38 白山御前峰(標高2702m)遠望
三日目はいよいよ白山登山。リュックを背に、5時すぎには歩き出しました。

雪渓が現れて…。その後2度雪渓を踏みました。

2021/07/24 11:14 ハクサンコザクラ(サクラソウ科)
白山では、初めて可憐なハクサンコザクラの開花に出会えました。
「先週は咲いてなかったので…」と、花期の短いこの花に会いたいと、また登って来られた方に会いました。

ハクサンコザクラ アップ

白山神社と鳥居
奥宮は山頂の御前峰(標高2702m)に建っています。

霧の中に、御前峰への道が続いています。

私たちは、可憐な高山植物が咲き乱れるお花畑をゆっくり散策です。

イワギキョウ(キキョウ科)

ミヤマキンバイ(バラ科)

クロユリ(ユリ科)

ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科) 後ろはハイマツ

ナナカマド(バラ科) ナナカマドの花を初めて見ました。赤い実や紅葉は目していますが…。

オンタデ(タデ科)

コバイケイソウ(ユリ科)

まだ幼い?コバイケイソウ。 後ろのピンクの花はハクサンコザクラの群落。黄色はミヤマキンバイ。

コバイケイソウのアップ

2021/07/25 7:53  キヌガサソウ(ユリ科)
室堂山荘に一泊して、今日は下山。

キヌガサソウのアップ

2021/07/25 9:41 ヒヨドリバナ(キク科)
渡りをする蝶で有名な、アサギマダラがひらひら飛んできて、蜜を吸っています。
嬉しい出会いでした♪

下りも脚がふらふら。金剛杖(室堂で購入)にすがってやっとの思いで車にたどり着きました。
やれやれ。

まざまざと体力の衰えと限界を知らされた山行きでした。
  


Posted by あかねさす at 01:12Comments(0)自然との交感山歩き

植物園 梅雨の晴れ間の花たち♪

2021年06月17日

梅雨の晴れ間が訪れた6月5日(土)。

紫陽花や花菖蒲など、梅雨空に咲く花たちに逢いたくて、
自転車で植物園に出かけました。

観覧温室では、月下美人の開花に出会え、バラ園の花もちょうど見ごろでした。

清流でしか見られない「梅花藻」の可憐な姿も初めて目にしました。

写真でご覧下さい♪

2021/06/05  ゲッカビジン(月下美人) サボテン科  観覧温室にて
普通は夕方から夜にかけて開花します。植物園の昼夜逆転調整により昼間の妖艶な開花に出会えました。

バラ園の手前にある洋風庭園の涼やか植栽

バラ園からは、比叡山(標高848m)が遠望出来ます。





クレマチス キンポウゲ科
バラ園の周りに、色とりどりのクレマチスが咲いていました。

沈床花壇の一角
初夏をイメージした植栽に思わずパチリ!

2021/06/05  アジザイ(紫陽花) アジサイ科






コガネムシ?が訪れています。
色とりどりの紫陽花が咲く小径を巡るのも、楽しいひと時でした。

そして、しょうぶ園へ。

しだれ桜越しに望む菖蒲園






水辺にすっきりと咲く花菖蒲も、紫陽花に劣らず素敵です!

植物生態園には、ササユリやノカンゾウが咲いていました。

ササユリ(笹百合)  ユリ科

ノカンゾウ(野萱草)  ユリ科

バイカモ(梅花藻)  キンポウゲ科

2021/06/05  バイカモ(梅花藻) キンポウゲ科
植物園で梅花藻が見られるとは…。感激です!

近くに植物園があって良かったな~と・・・。

梅雨空に咲く花たちのご報告でした♪


  


Posted by あかねさす at 00:13Comments(2)自然との交感

百里ヶ岳登山

2021年05月28日

ゴールデンウイークの5月3日、北山最北の百里ヶ岳に
登りました。
ブナの原生林が有り、芽吹きの若葉が光に輝き、風にそよいで
「やっぱり山はいいな~」と・・・。

百里ヶ岳は分水嶺を歩く高島トレイルのコース上にあり、百里四方
見渡せるという山頂で、数人に出会いましたが、静かで気持の良い山行きでした。

2021/05/03  9:35立派なブナのお出迎え

2021/05/03  10:16  根来坂峠

鯖街道の案内板も立っています。

可愛いお地蔵さんの祠も!

ブナの新緑

百里ヶ岳(標高931m)
北に若狭湾が、東に琵琶湖を望めました。お弁当タイムです。

一等三角点が有ります。

そろそろ下山!



2021/05/03  13:18 イワカガミ(岩鏡) イワウメ科

イワカガミ(岩鏡) イワウメ科
鹿は食べないのでしょうか?イワカガミが咲いていました。

2021/05/03  13:23 シャクナゲ( 石楠花) ツツジ科
一株、花を付けていました。

振り返ると、百里ヶ岳が…。

山並みの彼方に若狭湾が見えています。

2021/05/03 冬期の積雪で根曲がりになっているブナの木。

ブナの落ち葉をさくさく踏んで、新緑の風薫る自然を堪能出来ました。

登りは「はーはー、フーフー」しんどかったですけどね(>_<)
  


Posted by あかねさす at 15:13Comments(0)自然との交感山歩き

植物園の春の花たち♪

2021年05月22日

京都は3度目の緊急事態宣言が出され、
出口の見通せない閉塞感が漂っています。

新緑が目にまぶしい季節。楽しみにしていた植物園も臨時休業中です。

今ごろは、花菖蒲や紫陽花が梅雨空にひっそりと咲いているのでしょうか?

4月21日、まだ休園されていなかった頃の、春の花たちをご覧ください。

2021/04/21  沈床花壇の噴水がキラキラ!

 フジ(藤) マメ科
噴水の傍らで蔓を伸ばし、日を浴びて咲いていました。
ノダフジは蔓が右巻きで、ヤマフジは左巻きとの事ですが、このフジは…。

フジ(藤) マメ科

タニウツギ(谷空木) スイカズラ科
この花は田植えの頃に咲くので「田植え花」として知られているとか…。

クレマチス モンタナ キンポウゲ科

植物園の正門を入ってすぐ右手に西洋シャクナゲ園が有ります。
案内板には2004年、開園80周年を記念して80本を植樹と。

ちょうど見ごろに出会えました♪
セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花) ツツジ科

セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花) ツツジ科

正面花壇のお花畑 左奥に観覧温室の建物が見えます。

今回の楽しみは、観覧温室にある高山植物室です。
ホットリップ (観覧温室)
いきなり、少々グロテスクな植物のお出迎え!

ドラクラギガス お猿さんの顔に見えるラン
こちらも、かなりユニークです。

コウライウスユキソウ(高麗薄雪草) キク科 (観覧温室 高山植物室)

シライトソウ(白糸草) シュロソウ科 (観覧温室 高山植物室)

タイリントキソウ(大輪鴇草) ラン科 (観覧温室 高山植物室)

コマクサ(駒草) ケシ科 (観覧温室 高山植物室)
白花の駒草を初めて見ました。

植物生態園の小径を巡るのも嬉しいひとときです。
クリンソウ(九輪草) サクラソウ科

オドリコソウ(踊子草) シソ科

オンツツジ(雄躑躅) ツツジ科

ニュ-トンのリンゴに由来するリンゴの木を発見!
リンゴ(林檎) バラ科 栽培品種「ケントの花」
ニュートンが、万有引力を着想した逸話に由来する個体と、木札に書かれていました。

チューリップの花期は終っていました。残念!

辛うじて残っていたチューリップ ユリ科
青紫の花は ショカツサイ(諸葛菜) アブラナ科

エキウム ムラサキ科

エキウム ウィドブレッティー ムラサキ科
この植物は、スペイン領カナリヤ諸島の固有種で、当植物園が日本で唯一野外栽培に成功したとの事。
閉園でなければ、ぜひ開花を見に行きたいと思っていました。
温室の高山植物室に咲くという「ヒマラヤの青いケシ」もお預けです。

2021/04/21 ボタン(牡丹) ボタン科
牡丹園には数々の牡丹が咲き誇っていました。
芍薬と百合の開花もすぐそこです。

遅ればせながら、4月の植物園のご紹介でした。
  


Posted by あかねさす at 15:07Comments(0)自然との交感

ミニ盆栽の桜咲く♪

2021年04月09日

早い春の訪れに、記念樹の盆栽サクラが咲きました。

苔玉たちも暖かい日差しに嬉しそう!


2021/03/31  イッサイザクラ(一歳桜) バラ科


2021/03/31

盆栽棚では、スミレ、フウチソウが明るく揺れています。

2021/04/08

冬の出窓の苔玉
2021/01/31 

2021/01/03 苔玉(ハイゴケ)のアップ 

2021/02/09  淡雪が降りました。

2021/02/09  南天の苔玉も雪化粧

2021/03/31  同じ南天苔玉です。

南天

2021/03/31  モミジの苔玉
出窓に置いていたモミジの芽吹きです。


2021/03/31  イカリソウ(碇草)

2021/03/31  イカリソウ(碇草)

2021/04/08 スミレ

2021/04/08 スミレ
イカリソウやスミレも咲きだしましたよ♪

2021/04/08  フウチソウ(風知草)
大鉢で育っていたのを株分けし、植替えた一鉢です。

2021/04/08  モミジの苔玉

2021/04/08  苔玉(ハイゴケ)のアップ

暖かくなり、苔玉や植物のお世話が忙しくも、楽しい季節になって来ました(^^♪


  


Posted by あかねさす at 23:12Comments(0)苔玉ミニ盆栽

小塩便り73 里山にも春が来た!

2021年03月22日

2021年3月20日(土)

久しぶりに訪れた小塩。

ふきのとうが元気に顔をだし、コブシが枝先でほころんでいました。
ヤマシャクヤク(山芍薬)や牡丹の蕾も膨らんで・・・。

春の訪れです。

2021/03/20  フキノトウ(蕗の薹)

梅のよい香りが漂っています。

小梅 バラ科

白梅 バラ科

フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科
福寿草が咲いていました。
左後ろはキツネノカミソリの葉っぱ。彼岸花によく似た花は、葉が枯れた後の夏に咲きます。

ヤマシャクヤ(山芍薬) ボタン科
新芽をぐんぐん伸ばしています。

山芍薬に宿った水滴!

牡丹の芽出し♪

ダンコウバイ(壇香梅) クスノキ科

バイモ(貝母) ユリ科
別名 アミガサユリ(編笠百合)、小塩初参加です。

椿も咲いています。
シロワビスケ(白侘助)
花期が長く樹勢も強く、たくさんの花を付けています。

ウラク(有楽)
花付きの良い侘助系で、ほのかに香りが有ります。

カワヅザクラ(河津桜) バラ科
サクラも咲きだしました!

2021/03/21 河津桜
ソメイヨシノ(染井吉野)より早咲き。薄桃色の花が、雨に煙っていました。

コブシもほころんで・・・。

ヒュウガミズキ(日向水木) マンサク科
花かんざしのような愛らしい花♪

アセビ(馬酔木) ツツジ科
鹿の食害に合わず、山野で増えています。

椿(有楽)、壇香梅、蕾の桜
苔庭?をバックに・・・。

小塩には様々な苔が生えています。

勢いに乗って作庭した、苔寄せの庭。
クリンソウ(九輪草)が芽を出しています。植物園ではもう咲いていましたが・・・。

春の訪れを満喫した一泊二日でした。



  


Posted by あかねさす at 23:06Comments(0)小塩便り

春を訪ねて 植物園ふたたび♪

2021年03月19日

暖かな日差しに、桜(ソメイヨシノ)便りが届きはじめています。

先日、再び植物園を訪れました。

三週間ぶりの園内は、早咲きの桜があちこちで蕾をほころばせ、フキノトウも
顔を覗かせていました。
久しぶりに入った観覧温室では、熱帯の色鮮やかな花を巡り、
「星の王子さま」に出てくるバオバブの木にも会えました。

2021/03/07  アンズ(杏) バラ科
桜が咲いている♪と、近寄って見るとアンズでした!
 

こちらもアンズです。杏の花を真近で見るのは初めてかも・・・。

カワヅザクラ(河津桜) バラ科
花色の濃い早咲きのサクラです。





カンヒザクラ(寒緋桜) バラ科

カンヒザクラ(寒緋桜)
濃い紅色で、うつむいて咲く姿はよく目立ちます。

久しぶりに観覧温室入りました。
ガイドマップに、「内部は回遊式で、一巡すると熱帯のあらゆる植生に出会え…
名実ともに日本最大級の観覧温室です。」と!

パイナップル

カカオの実
もっと大きなオレンジ色の果実もぶら下がっていました。

バオバブ
象の足のような灰色の幹がバオバブです。
サボテンや奇想天外(南アフリカのナミビアに植生)と共に、砂漠サバンナ室で見られます。

サボテン

温室を出ると、開放的な青空が広がりほっとしました。
青いケシが咲くという高山植物室には興味深々ですが・・・。

「早春の草花展」で再び早い春を愛で、植物生態園を散策です。
水芭蕉が顔をだし、イカリソウや雪割草が咲き出していました。

クリンソウ(九輪草) サクラソウ科

シロバナイカリソウ(白花碇草) メギ科

ショウジョウバカマ(猩々袴) 

ゲンカイツツジ(玄海躑躅) ツツジ科

シロバナゲンカイツツジ

ミツマタ(三椏 三又) ジンチョウゲ科

フキノトウ
植物生態園では、フキノトウも見られます!

クロッカス

ミスミソウ(雪割草) キンポウゲ科

ミスミソウ(雪割草) キンポウゲ科

2021/03/07 ミスミソウ(雪割草) キンポウゲ科
愛らしいこの花に出会えただけでも嬉しいひとときでした。

桜があちこちで咲きだし、心浮き立つ季節がやって来ました。

良いことがたくさん有りますように! 2021年3月19日






  


Posted by あかねさす at 23:04Comments(2)自然との交感

春を訪ねて 早春の植物園♪

2021年02月24日

2021年2月20日(土)

厳しい寒さがしばらく続いた後のぽかぽか陽気に誘われて、
自転車で植物園に出かけました。

いつもは、北山道りの賀茂川門か、北山門から入るのですが、
今日は南側へ回って、正門からの入園です。

一番のお目当ては、2月13日から始まった「早春の草花展」。
チュ-リップや菜の花が一足早く春を告げています。

梅や蠟梅がほのかに香り、生態園では、福寿草やセツブンソウが咲いていました。

写真でご覧下さい。

こも巻き姿のソテツは、冬装束でしたが・・・。

2021/02/20 ソテツ(蘇鉄) ソテツ科
こも巻きは、寒さに弱いソテツの冬支度。モンスターのような趣きです。

「早春の草花展」は春爛漫♪
大芝生地横に設けられた100メールの特設会場は、春の花のプロムナードです。

色とりどりのチューリップ ユリ科

ルピナス マメ科

菜の花に蜜蜂が訪れていました。

ミスミソウ(三角草 雪割草) キンポウゲ科

オキザリス カタバミ科

アケボノアセビ(曙馬酔木) ツツジ科

会場の外は大芝生。
若い家族連れが多く、暖かい日差しの中でお弁当を広げたり・・・。
駆け回る子どもたちに、ひとときコロナ禍を忘れていました。

植物生態園を探索するのも楽しみです。

フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科

ユキワリイチゲ(雪割一華) キンポウゲ科

案内板に誘われて進むと、「コショウの木」 沈丁花に似た花が咲いていました。
セツブンソウ(節分草)の群落も有りました。

球根ガーデンのチューリップ畑は整列して春待ち顔。

スイセン(水仙) ヒガンバナ科

梅もほころんでいました。

ウメ(梅) バラ科

ウメ(梅) バラ科

 
ウメ(梅) バラ科   良い香り♪

梅林近くの池にサギの姿が・・・。
カワセミも生息していて、今日もバードウォッチングの人たちが望遠レンズを構えていました。

ソシンロウバイ(素心蠟梅) ロウバイ科

ソシンロウバイのアップ 
辺りに甘やかな香りが漂っています。

半木(なからぎ)神社
植物園が造られた以前から祀られている古い神社。周辺の樹々は半木の森として植物園で
唯一手付かずで守られているとか。初めて参拝しました。

ガーデンシクラメン サクラソウ科

ガーデンシクラメン サクラソウ科

2012/02/20  カワヅザクラ(河津桜) バラ科
一本だけ、早咲きの桜が春を告げていました!


エントランスは、観覧温室をバックに葉牡丹が植え込まれ、幾何学模様が見事!

約半日、ゆっくりと豊かに過ごせた早春の植物園。

「早春の草花展」は、3月14日まで開催されてるので、
春を感じに、また訪れようかなと思っています。  

その時は観覧温室もゆっくり巡ってみようかしら・・・と。  2021年2月25日
            
  


Posted by あかねさす at 22:05Comments(1)自然との交感

新春初詣と雪の小塩

2021年01月13日

年が明けても、新型コロナウイルスの猛威は拡大するばかり!

新たな変異種の発生、拡散も有り、ワクチン接種が始まっていますが、

見通しの付かない不安な日々です。

家に籠ってばかりではと、正月の3日、小塩の雪景色を愛でに出かけました。

途中、車を降りて、平岡八幡宮と山国神社に初詣。

穏やかな日常生活が一日も早く訪れますようにと掌を合わせました。

2021/01/03  平岡八幡宮 拝殿

石造りの手洗いには青竹が組まれ、真新しい柄杓が置かれていました。
コロナ対策用の手指消毒液も!

平岡八幡宮の由来が書かれた立て札。花の天井で有名です。

拝殿の階に、何とも懐かしい絵柄の羽子板が置かれていました。
「ご自由にお使いください」と!

ここにもコロナ対策の消毒液。

平岡八幡宮 本殿の左右に、花の天井の説明が描かれています。

内陣の天井に描かれている花絵の説明図

本殿の横板に描かれている熨斗絵。
年に一度、天井絵の公開があるが、昨年はコロナの影響で中止になったとの事です。

平岡八幡宮は椿も有名で、白玉椿の絵馬や花みくじが有りました。

2021/01/03 11:00 平岡八幡宮 本殿
観光コースから外れた境内は人影もまばらで、ひっそりとした佇まい。
宮司さんのお話では、昼過ぎ位からボチボチ来られるでしょう・・・と。

車に戻って、周山街道を北へ。
高雄、細野を過ぎて周山、山国に。山国神社に詣でました。

山国神社前の刈田 

2021/01/03 山国神社
鳥居には、門松と新しいしめ飾り!

こちらも青竹と真新し柄杓です。近くにコロナ対策の消毒液が置かれていました。

山国神社の由来が書かれた立て札

山国神社の拝殿

山国神社 本殿

こじんまりとした本殿(右)と拝殿
10月第2日曜日に催される例祭では、神輿が繰り出し、錦の御旗を先頭にした
山国隊鼓笛の進行が見られます。その日は地域の方々の屋台も出て、とても賑やか。
でも今は、ひっそりと杉木立と残雪の中・・・。

小塩に到着。雪は思ったより少なく20cm位でした。



梅の枝雪が溶け、雫がきらりと光りました。

馬酔木の花芽は春待ち顔。

雪間の万年青(オモト) 

2021/01/03  寒々とした小塩川
大水で傷んだ河川の、修復工事が始まっています。今は正月休み。

10日前の初詣と、雪の小塩便りでした。 

今年もどうぞよろしくお願いします。  
                   2021年1月13日


  


Posted by あかねさす at 16:12Comments(4)小塩便り観光

御所の紅葉

2020年11月20日

2020年11月15日(日) 快晴

秋晴れの気持ちのいい日曜日。

思いついて、京都御所の探索に、自転車で出掛けました。
新型コロナウイルスを避けるため、バスや地下鉄は極力避けています。

京都御苑」は、東西約700m、南北1,300mで、京都御所や仙洞御所、京都迎賓館を除いた約65ヘクタール。
「国民公園」として開放されている・・・、と見栄えの良いパンフレットに記されていました。

国民公園?

まずは御苑の南西角に佇む「閑院宮邸跡」をゆっくり巡りました。入場無料です。


2020/11/15  閑院宮邸跡 


閑院宮邸跡 中庭
スッキリした御所風の佇まい。一本モミジが陽に映えていました。


閑院宮邸跡 復元された庭園の池にモミジの一枝。


九条邸跡 茶室「拾翠亭」と九条池


池に映る紅葉をパチリ!


九条池に架かる橋。
橋の上からオオサギを発見!鋭い目つきでじっと佇んでいました。
遠くに、太った黒猫がのんびりと歩く姿も・・・。


九条池 橋の上からの眺め
木々がのびやかに育っています。


黒い幹肌の樹と、紅葉のコントラスト。


光の中で・・・!
風にさやさや揺れ、音楽が奏でられているようです。


ゆったり枝を広げた大樹。右下の人物が小さ~い!


清水谷家の椋(ムク)。推定樹齢は約300年。
名前の由来は、この辺りに公家の清水谷邸が有ったのにちなんで。


椋の実
初めて目にしました。食べられるとの事♪


椋の木は京都御所の南西角にあるので、築地塀が遠くまで見晴かせます。

京都御苑は、ゆったりと広々とした敷地に自然や歴史が潜み、楽しく嬉しい時間でした♪

  


Posted by あかねさす at 00:03Comments(0)自然観光

植物園 色とりどりの睡蓮たち

2020年10月11日

京都府立植物園は1924年に開園した日本最古の公立総合植物園。

回遊式の温室は、珍しい熱帯の植物を巡れます。

今回は、温室前の鏡池に花開いた睡蓮のご紹介です。

2020/10/03 温室と鏡池
この温室は、池に映る金閣寺と北山の山並みを模して建てられたと・・・。


色とりどりの睡蓮が花開いていました。








バックに、温室の窓が映り込んで・・・。


モネの「睡蓮」が連想されます。









睡蓮池の近くにパパイヤの木が植込まれていました。

2020/10/03 パパイヤの花と実

そして、オジギソウ!

オジギソウ(お辞儀草) マメ科

子供たちが葉っぱをツンツンしています。
私もまねをして・・・。

葉が閉じたのが、分かりましたかしら・・・。

水辺にツリフネソウの群落が有りました。

ツリフネソウ(釣舩草) ツリフネソウ科


ツリフネソウ 白花も混じっています。


植物生態園の萩、ススキ、オミナエシ。 水辺のワンカットです。


クモ(コガネグモ?)の網に、蝶が掛かっていました。


2020/10/03 ワレモコウ(吾亦紅) バラ科
じみな植物ですが、心惹かれます。

久しぶりの植物園でしたが、また訪れたいと思った秋のひとときでした♪



京都府立植物園、温室と鏡池。
  


Posted by あかねさす at 20:37Comments(1)

赤白黄色、多彩な彼岸花♪

2020年10月06日

爽やか秋空のもと、植物園を訪れました。

自転車で約10分。門を入ると彼岸花のお出迎えです。

植物園で彼岸花の開花に出合ったのは初めて。嬉しくてたくさん撮りました。


2020/10/03 11:43   ヒガンバナ
八重咲きの彼岸花にビックリ!




  開花前の八重咲きヒガンバナ


撮影スッポト!


2020/10/03 11:49 私もパチリ!


池のほとりに咲いていました。


2020/10/03 11:54
濁った池にはサギが間近に・・・。
鴨や亀、ゆったり泳ぐ大きな鯉も・・・。


2020/10/03  13:50  黄色いヒガンバナ








2020/10/03  14:08


2020/10/03  14:08

多彩な植物園のヒガンバナでした♪

次回は、彼岸花とはまた違った、彩り豊かなのスイレンをアップしますね。

  


Posted by あかねさす at 22:59Comments(2)

小塩便り 72 猛暑の中の 秋の訪れ

2020年09月02日

8月30日(日曜日)

1カ月ぶりに訪れた小塩は、アブラゼミが、暑苦しい鳴き声を響かせていました。

遠くで、ツくツクボーシの涼やかな鳴き声も聞こえていましたが…。

杉の切り株に置いた餌をめがけて、トンビが急降下。


2020/08/30 10:31 トビ(鳶) 
通称トンビ。大空高く輪を描いて、鳴き声は「ピーーヒョロロロー」 


身近に見られる猛禽類です。でも、こんなに近くで見るのは初めて!


カメラを近付け過ぎたのか、トンビは近くの電柱に退散。
翼を広げると150~160cmほどに!

切り株林は、一面アレチノギクで覆われていました。


2020/08/30  オオアレチノギク(大荒地野菊) キク科


オオアレチノギク
ほわほわした綿毛を風に飛ばして、新天地へ!
風に乗って、いっせいに空を舞う姿はわた雪のよう。


20/08/30 タラノキ(桵木) ウコギ科
春一番の新芽、たらの芽の天ぷらは絶品!

秋の七草の一つ、萩や桔梗も咲き出しました。


20/08/30 ミヤギノハギ(宮城野萩) マメ科


20/08/30 ミヤギノハギ(宮城野萩) マメ科
ミヤギノハギの変種、シロバナハギです。


2020/08/30 11:04 キキョウ(桔梗) キキョウ科


2020/08/30 15:43 キキョウ(桔梗)


2020/08/30 ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科


2020/08/30 ツリガネニンジン(釣鐘人参)
別名トトキ、春の山菜です。
山で旨いはオケラにトトキ…と。来春の楽しみ♪


2020/08/30 ノギク(野菊) キク科
涼しげで、秋を感じる白い野菊。


2020/08/30 ムクゲ(木槿) アオイ科
底紅の白いムクゲも涼しそうな佇まい。


2020/08/30 山芍薬の種 
春に咲く花からは想像できない、グロテスク?な秋の姿です。


2020/08/30 ヤブツバキ(藪椿)の実

午後になると、入道雲が湧き出しました。


2020/08/30 13:34


2020/08/30  14:11

コロナ禍も猛暑も和らぎそうに無いですが、密やかな秋の気配を感じた小塩でした♪



  


Posted by あかねさす at 16:23Comments(5)自然小塩便り

小塩便り71 夏! オレンジ色の花たち そして虹!

2020年08月12日

各地に豪雨と長雨をもたらした梅雨がようやく開けたら、いきなりの猛暑襲来。

新型コロナウイルスの猛威もますます広がり、鬱鬱とした日々を過ごしています。

でも、小塩はオニユリやキツネノカミソリ、ヤブカンソウ、フシグロセンノウなど、

オレンジ色の夏の花が、元気に咲き出しました。


2020/07/23  ヤブカンゾウ(藪萱草) ユリ科
その美しい花を見て愁いを忘れる、との中国の故実にちなんで「忘れ草」とも…。


2020/07/23   オニユリ(鬼百合) ユリ科
2mほどの高さまで伸び。蕾をたくさん付けました。


2020/07/23   オニユリ(鬼百合) ユリ科


2020/07/25
二日の間に開花が少し進みました!


2020/07/23   キツネノカミソリ(狐の剃刀 ヒガンバナ)科


2020/07/23   キツネノカミソリ(狐の剃刀) ヒガンバナ科
彼岸花と同じ有毒植物です。




2020/07/25  キツネノカミソリ(狐の剃刀) ヒガンバナ)科
こちらも、2日の間にずいぶん花が開きました。


竹花入れにキツネノカミソリを生けて…。
彼岸花は、花の咲いた後に葉が出てきますが、キツネノカミソリは、春に剃刀の様な葉を茂らし、花の頃は枯れてしまっています。ヤハズススキを添えました。


2020/07/23 19:15  キツネノカミソリ
そっと一輪。夕まぐれの麗人のよう…。

7月下旬のオレンジ色の花たちでした。

そして、小塩から京都に戻った翌日。
燃えるような夕焼けと虹が出現!


2020/07/26  19:32  東の空に大きく掛かった虹!


2020/07/26  19:34
辺りは異様に明るく、不思議な光景でした。


2020/07/26  19:41 怪しく燃えてる様な、オレンジ色の不気味な雲。


2020/07/26  19:42 残照というには余りにも異様な一刻でした。

8月現在は、フシグロセンノウ(節黒仙翁)の花盛り。この花も濃いオレンジ色です。

コロナ禍と猛暑を何とか乗り越えて、涼しい季節の到来を迎えたいものです。

皆さま、ご自愛下さいませ。

  


Posted by あかねさす at 15:42Comments(2)自然小塩便り

小塩便り70 初夏から梅雨の花たち

2020年07月28日

新型コロナウイルスの蔓延で鬱鬱としている内に、7月も終わろうとしています。

今年も季節の花が小塩を彩りました。

山芍薬、碇草、山吹、蒲公英、九輪草は主役を譲り、紫陽花が雨に煙っています。

夏椿や半夏生が爽やかです。

5月24日から7月5日までの写真です。


2020/05/24  ジギタリス (別名キツネノデブクロ)
今年もジギタリスの花盛り。巨大ジギタリスは私の背丈を超えています!


2020/05/24  ジギタリス (別名キツネノデブクロ)
全草に毒が有るので、鹿の食害に遭わず群落が出現しています。


2020/05/24  ジギタリス (別名キツネノデブクロ)
ジギタリスは下から順に咲いていくのですが、頂きに上を向いた花が咲いていました♪

6月は小塩川に蛍が飛び交い、ホタルブクロ(蛍袋)が咲きました。

紫陽花の季節です。


2020/06/21  ヤマアジサイ(山紫陽花) ユキノシタ科
慎ましやかなブルーの紫陽花です。


2020/06/21 ウツボグサ(靭草) シソ科
黄蝶が花の蜜を吸っています。


2020/06/21 ゲンペイシモツケ(源平下野) バラ科
一株に紅白の花を付けるのでこの名が有ります。奥の紫色はウツボグサ。


2020/06/21 ダルマハギ(達磨萩) マメ科
はやばやと、早咲きの萩がほころびだしました。


2020/06/21 シラン(紫蘭) ラン科
名残りの一輪!

7月、長雨に苔がしっとり。


2020/07/05  マダケ(真竹) イネ科
土手に竹の子がニョキニョキ。マダケは苦竹とも言われ、少し苦いですが食べられるとか。


2020/07/05  ナツツバキ(夏椿) ツバキ科 別名シャラノキ(沙羅の木)


2020/07/05  ナツツバキ(夏椿) 別名シャラノキ(沙羅の木)
ナツツバキは一日花で、平家物語に「沙羅双樹の花の色…諸行無常の響き有い…」と歌われています。
杉皮葺きの門の屋根に厚く苔が生え、落ち椿を受け止めています。


2020/07/05  ウバユリ(姥百合) ユリ科


2020/07/05  ヤブカンゾウ(藪萱草) ユリ科 別名ワスレグサ(忘草)
こちらも一日花で、朝に開花し夕方にしぼんでしまいます。

夏はアサガオやムクゲ、フヨウの様に一日花が多いのでしょうか?

やっと豪雨や梅雨の長雨が明けそうです。

では又。

  


Posted by あかねさす at 16:13Comments(0)小塩便り

草もの盆栽のホタルブクロ咲く♪ ユキノシタも!

2020年07月17日

コロナ禍と長雨で、在宅の日々。

苔玉やミニ盆栽に、いやされています。

今年は、イグサや野菊、十薬(ジュウヤク)に混じってホタルブクロが咲きました!


2020/05/27  草もの盆栽(根洗い)


2020/05/26 
前日はまだ蕾でした。


2020/05/27  ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科
蛍の飛ぶ頃に咲き出します。


2020/05/27
ユキノシタも花を付けました。


ユキノシタ(雪ノ下)


ユキノシタ(雪ノ下) ユキノシタ科


2020/05/12 8:47
苔玉仕立ての松に朝日が当たって・・・。


2020/05/12  ネムノキ(合歓木) マメ科
冬は枯れたようになっていて、心配でした。
新芽が出てきて、ホッ!


2020/05/12   ネムノキ(合歓木) マメ科


2020/5/29  16:06
ネムノキの影も面白い♪


2020/06/24


2020/06/24  16:14  ネムノキ(合歓木) マメ科
ゆったりと羽根を広げているよう・・・。
暗くなると葉を閉じる睡眠運動をします。


根方に、新芽が顔を出しました。


2020/06/24 16:24 ムラサキカタバミ カタバミ科
どこからか紛れ込んできました。南アメリカ原産の外来種で、環境省により
要注意外来生物に指定されているとか。
よく見るとなかなか可愛いですね。


2020/05/29 15:56 ミズトクサ(水木賊)


2020/05/29 15:56 ミズトクサ(水木賊)
涼やかな緑のすだれが立ち上がりました♪

苔玉たちのご紹介でした。
  


Posted by あかねさす at 16:16Comments(0)苔玉ミニ盆栽

小塩便り69 水辺の九輪草

2020年06月05日

新型コロナウイルスで、世界中がえらい事になっていますが、
何とか乗り越えたいですね~。

新緑のまぶしい小塩便りです。

モミジは枝垂れ、牡丹も雨に打たれてしなだれていました。

翌日は晴れ!

散歩に出掛け、早苗の植わった田やアザミをパチリ!

道端のせせらぎには、九輪草が揺れていました。


2020/05/16  大きく育った2本のモミジが、雨にけぶっています。


ヤマモミジの新緑


ボタン(牡丹)とクリンソウ(九輪草)も雨に打たれて・・・。


2020/05/16 雨に濡れそぼった牡丹の花(ボタン科)

翌日は晴れ!

2020/05/17 水が張られた田の早苗は小さく、心許なげに揺れています。


少なくなってきた茅葺の民家
数年前に屋根の葺き替えがありましたが、もう苔が付いてきています。


ひっそりと咲いていたレンゲ(蓮華草) マメ科


ノアザミ(野薊) キク科
葉は鋭いトゲが有り、鹿の食害に遭わず元気です。


クリンソウ(九輪草) サクラソウ科
こちらも毒が有るのか、鹿は食べない。
一輪づつは愛らしく、目立つ花姿は毎年の楽しみです。


クリンソウ(九輪草) サクラソウ科


クリンソウ(九輪草) サクラソウ科
白花の九輪草も咲いていました。


ニガナでしょうか?



小塩の集落に祀られている「日吉神社」
2018年9月の台風21号で、本殿と土蔵の屋根が傷みました。
今年に入ってようやく土蔵の屋根が修復されましたが、本殿の屋根はまだビニールシートで覆われたままです。

毎年8月下旬に催されている、小塩の上げ松。
今年はどうなるのかと、心配です。


2020/05/17  草むらのタンポポの綿毛に、小さな蝶が・・・。
図鑑で調べると、ベニシジミと。
愛らしく目立つ色合いのシジミチョウと、初めて知り合った思いです。

小塩では、モンシロチョウ、クロアゲハ、ツマグロヒョウモン、トンボの仲間、ブヨ、ヒル、等など自然も動き出しています。

先日は小ダヌキが訪問。私たちに気付いて振り返りながら庭から退散。

わたしはヘビ(蛇)に小屋裏で出会って キャー! 退散です。

久し振りの小塩便りでした♪  

追伸
小塩のタンポポ畑に現れたタヌキのワンカットです。


2020/04/18  16:59

モグラでも探しているのでしょうか?若いタヌキでした。

その後、私たちに気付いてゆっくり退散。今ごろはどこでどうしているのかと・・・。


  


Posted by あかねさす at 20:43Comments(1)小塩便り

北山歩き 横高山・水井山から大原へ

2020年05月04日

4月29日(水 祝) 快晴

大文字山、比叡山の奥に二つ並んでいる峰が水井、横高山です。
京都市内から眺めては、いつか歩いてみたいと思っていました。

天気は上々。ようやく芽吹き出した新緑の山歩きに出掛けました。。

このコースは、東海自然歩道が通り、比叡山から続く京都一周トレイル(北山東部コース)に含まれています。

いつもより早く起き、リュックサックに水、おやつ、昼食(コロッケ、唐揚げ、カップラーメンなど)詰め、父さんの運転で出発。
途中のコンビニでおにぎりを調達。

八瀬奥の横高山登山口、秋元町の民家に車を駐車させて頂き(前日父さんが交渉)、横高山を目指します。
ジグザグの急な上りが続き、ひたすら息をはいてすって・・・。

杉やヤブツバキの林を抜け楢林を越えると、石地蔵が祀られてる鞍部に到着。
ほっ・・・少し休憩・・・きつい登りでした。

でも、横高山への登りはもっときつく、水井山へはそれよりも大変でした。
また、仰木峠を経て大原までの下りも結構きつかった。

嬉しかったのは、カタクリの花発見!です。
山は植林と鹿の食害でずたずたでしたが・・・。

写真でご覧下さい。


2020/04/29  横高山(標高767m)
急斜面の直登でした。


横高山 山頂にすらりと枝を伸ばした大樹が・・・。


近付いて仰ぎ見ると…。ヤマモミジでした。


アセビ(馬酔木) ツツジ科


横高山 アセビ(馬酔木)の新芽が春の日差しに輝いています。


横高山 ツツジの蕾ももうすぐ開きそう♪
おにぎりをほう張り、お茶を飲んで、水井山を目指します。


水井山(標高794m)  
京都一周トレイルの中で一番標高の高い山。三角点が有ります。
山頂は鹿の食害で、アセビが見られるばかりです。
アセビは馬酔木と書くように、毒が有り、食べると馬も酔った様になる事から名付けられたとの事です。


水井山 アセビ(馬酔木) ツツジ科


スミレが咲いていました。


そして、カタクリ!


別の場所にも!


カタクリ(片栗) ユリ科
双子のカタクリ?
鹿の食害を免れて、ひっそりと咲いていました。


かなり厳しい径を下って仰木峠(標高573m)に到着。
京都一周トレイルと東海自然歩道の道標が立っています。
コースから少し外れた日の当たる気持ちの良い場所を見つけ、ここで昼食。
湯を沸かしてカップラーメンを温め、おにぎり、唐揚げ、コロッケ。デザートはブドウ。コーヒーも!
幸せ幸せ!

でも、まだ大原までの厳しい下りが待っています。


ヒノキ林
今回のコースは、ヒノキの植林地がほとんどでした。
手入れの行き届いてる山と、人手が入らず、見捨てられているような山と・・・。


ほの暗い山中に、青もみじが輝いていました。


大原の里
大原に出るとさっと視界が開け、暖かくうららかな春景色が広がっていました。


大原 野のはなばたけ


大原 何でもない春の野の花むらですが、嬉しくてパチリ!


アケビが高野川に掛かっていました。


大原の戸寺から高野川ぞいの国道(バス道)を、朝に車を止めた場所まで歩きました。
横を、びゅんびゅんと車やトラックが走り、山とはまた違った緊張が走ります。


アケビ (アケビ科)
秋には、いくつ実がぶら下がるのでしょうか?

出発   7:20
帰宅   14:35

雲一つ無い暖かの春の日の山歩き。心地良い疲れが有り、嬉しい山行きでした♪
まだ行けるかなと少し自信が付きました(後日に筋肉痛も発生しなかったし…)

山はいいですね~。 少ししんどいですけれど (^^♪





  


Posted by あかねさす at 09:25Comments(0)山歩き

小塩便り68 コブシ咲く、オオヤマザクラも♪

2020年04月22日

桜が咲き、小鳥がのさえずりが渡り、芽吹きはじめた新緑が、気持ち良さそうに風に揺れています。

春の訪れです。

自然の巡りは、大変なことになっている新型コロナウイルなど、「我関せず」の風情!

でも自然界にも人間社会とは別の熾烈な競争、戦いが有りそうです・・・たぶん・・・。

コブシが今年も沢山の花を付けました。


2020/04/05  コブシ(辛夷) モクレン科


2020/04/05   コブシ(辛夷) モクレン科


川津桜の傍らのオオヤマザクラも可憐な花を付けました。


2020/04/05  川津桜(右)と大山桜(左)


2020/04/05   オオヤマザクラ(大山桜) バラ科


2020/04/05   オオヤマザクラ(大山桜) バラ科


2020/04/05  オオヤマザクラ(大山桜) バラ科


花が終わった福寿草に、サクラのはなが咲きました♪

ツバキも咲いています。

ウラクツバキ(有楽椿) ツバキ科


シラタマツバキ(白玉椿) ツバキ科
抱え咲きの花底に陽が射し、ぼーっと光っているようです。
椿は好きで何本か植えていて、八重咲きやチリツバキも有り春は賑やかです。

イワウチワやイカリソウも咲き出しました。

イワウチワ イワウメ科


イワウチワ イワウメ科


イカリソウ(碇草) メギ科


山芍薬の蕾も膨らんで来ました。2020/04/05

今日は4月22日

半月遅れの小塩便りでした。


  


Posted by あかねさす at 16:23Comments(0)小塩便り